圓徳院のねねの道などの見どころを紹介!所要時間や御朱印の場所を調査

皆さんごきげんよう。今回は圓徳院を紹介します。高台寺と同じく北政所・ねねとゆかりがある場所です。
- 圓徳院の見どころを紹介します。
- 御朱印の場所を紹介。
- アクセス方法や所要時間は?
等々、紹介します。
寧々の寺・高台寺の見どころ紹介!御朱印の場所や拝観料を調査の記事
圓徳院について紹介
高台寺から徒歩4分の場所にある圓徳院。
圓徳院は北政所ねね終焉(しゅうえん)の地です。
1605年、ねねが58才の時に、秀吉との思い出の場所・伏見城の化粧御殿とその前庭を山内に移築しこの地に移り住みはじめます。ねねが77歳でなくなるまでの19年間この地で余生を送りました。
この地に住居しここから、秀吉の菩提寺として建立した高台寺に通っていました。
また、大名や禅僧・茶人・歌人等々、多くの文化人がねねを慕って集まって来たいわれています。
兄の木下家定とその次男の利房がねねを支えていました。
利房の手により圓徳院は、高台寺の三江和尚を開基に、木下家の菩提寺として開かれます。そして高台寺の塔頭(たっちゅう)寺院「圓徳院」になります。ねねが亡くなってから9年目のことです。
今でも圓徳院には、ねねが眺めたものと変わらぬ美しい庭園が残っています。
ねねの人柄が多くのひとに愛されていたんですね。ねねを慕って多くの人が訪ねて秀吉の思い出話に花を咲かせたりしていたのかな…?
いろんな分野の文化人とも交流があり、晩年を一人寂しく過ごすことなく秀吉の思い出のものに囲まれ幸せな余生を過ごしていのかと思いたいですね。
圓徳院の見どころと所要時間を紹介
所要時間は約30分。
ねねの道
圓徳院と高台寺の間にはねねの道が通っています。
ねねとゆかりの深い高台寺のと圓徳院の間に通っていることからなずけれました。
美しい石畳で、そこを人力車が通っていく光景はまさに京都らしいです。
ねねもこの道を行き来していたんですね。
人力車が通っている光景は風情があっていいですね。自分は乗ってみたいと思わないですが(>_<)旅の思い出に乗って京の町を見て回るのも楽しいとおもいます。
個人的には歩きながら穴場スポットを見つけるのがすきです。人力車のお兄さんならいろんな穴場スポット教えてくれそうですね。
ねねの道
新緑が綺麗です🐾#京都 #朝んぽ #ねねの道 #休日の朝 #フレンチブルドッグ #ブヒ #春の京都 #鼻ぺちゃ #朝活 #犬と京都観光 #清水寺 pic.twitter.com/TSFKYNQ1qe
— manico (@hani_mani_) 2019年4月14日
庭園
創建当時から残る北庭。(国名勝指定)
伏見城から移築した北庭は創建当時から残るお庭です。
池泉回遊式の枯山水庭園で、ほぼ創建当時の姿が残っています。桃山時代ならではの多数の巨岩大岩が使われた華やかな造りになっています。
庭には全国の大名から贈られた石がたくさんあります。
庭は書院から臨むことができます。
庭にはモミジが多く植えられおり、秋には鮮やかな紅葉が楽しめるととても人気があります。
毎年、紅葉の季節は夜間拝観が行われ、夜の庭と紅葉を楽しめますよ。
夏は苔が色鮮やかさを増して、白砂とのコントラストはとても見事です。
夏の方が秋に比べて訪れる方も少ないので秋に比べれば落ち着いてお庭を楽しめると思います。
襖絵
あでやかな襖絵
重要文化財に指定されている長谷川等伯作の障壁画をはじめ、現代作家の襖絵が展示されています。
長谷川等伯作の襖絵は、もともと三玄院という寺院あったものです。桐紋が入った唐紙の上に描かれとても珍しいです。
この絵には、こんな逸話が残っています。襖絵の制作を住職にお願いしてたのですが、中々許可がおりず、ある日等伯は、しびれを切らし住職の留守中に無断で唐紙に描きました。
大正時代から現代にかけて活躍していた画家たちによって描かれた襖絵。とても鮮やかで庭だけでなく襖絵を眺めるのも心癒されるものがあると思います。
圓徳院
寒かったけど、お庭を眺めに来てる人多かったです。
秀吉さん好みの 金襖と隆起石の庭。
戦国武将ならではの格好良さ♪ pic.twitter.com/gYCd3k5C1L— 紫洋🐱☕️🚃 (@a655QR5nUWV0epC) 2018年12月29日
三面大黒天
三面大黒天とは、大黒天・毘沙門天・弁財天の三つの顔を持つ珍しい仏様です。
この仏様を拝めば、大黒天・毘沙門天・弁財天のご利益がすべて得られると言われています。
豊臣秀吉は三面大黒天を年持仏として信仰していました。
※念持仏とは、いつでもお祈り出来るように持ち運びができる自分専用の仏像です。小さいものが一般的です。
こんな話も残っています。
ある日秀吉は三面大黒天を手に持って、「立身出世出来るなら粉々にくだけてしまえ!」と、願掛けをし大黒天を地面に投げ落としました。
すると、見事に粉々になり秀吉は大変喜びました。そして、同じものを作り直し長年崇拝したといわれています。
百姓から出世していき最後には武将にまで上りつめ天下統一まで成し遂げた秀吉が大事にしていた三面大黒天。
あやかりたいですね。
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三面大黒天のご利益が本当にあるなら凄いですね、ネットで見てたら普通に買えるんですね( ゚Д゚)
信じればむくわれるって言いますけど秀吉のように人生の成功者が持っていたものなら気になります。
御朱印の場所
現在御朱印は入口で書置きのみ頂けます
以前は、手書きだったそうですが、ご高齢のため書き手の方が引退されました。
御朱印札(安寧)
御朱印札(豊福)
食べる御朱印
※当寺では御朱印は、御朱印札に日付を記入し、お渡ししております
公式サイトにはこのように書いています。
食べる御朱印ちょっと気になります。書き手の方も今はいてないのでいつか手書きの御朱印が再開されるといいですね。
写経・写仏の体験と抹茶体験
予約不要・体験料不要で
写経 一筆ずつに願いを込めて
所要時間 5分
写仏 仏様に日々の平安を祈りながら
所要時間 御顔 5分 御姿 30分
で体験できます。
抹茶体験(有料)
秀吉公ゆかりの神仏への献茶点前
時間/10:30~16:00受付終了
お一人/1,500円(記念扇子つき)
所要時間/20分
秀吉の家臣で古田織部考案の点前です。利休の亡き後に秀吉の命令で、利休の茶人の茶を越える武士の茶を創造せよということから織部が考案しました。400年前の戦国の世のもてなしをぜひ体感するはもいいかもしれないですね。
楽茶碗でのお抹茶(北書院のお庭を見ながら[点て出し])
時間/午前10:30~午後4:00受付終了
一服/500円
手軽にお抹茶を体験できます。
予約茶席「小間の茶席」
予約期限:前日16:00まで
時間/10:30~16:00受付終了 お一人/1,500円
圓徳院の北書院にある小間の茶席でお茶をたのしみます。
お庭を見るのだけではなく、写経や写仏は無料で体験できるので時間に余裕がある方は旅の思いでに体験してみるのも楽しいかも知れないですよ。
アクセス方法・拝観料・拝観時間
拝観時間
10:00~17:00(受付終了)(午後5:30閉門)
※夜間特別拝観期間は21:30(受付終了)
拝観料金
大人500円 中高校生200円 小学生以下無料(保護者同伴)
高台寺、掌美術館との3カ所共通拝観券900円
神仏への献茶点前(10:30~16:00)1,500円(記念扇子付き)
アクセス方法
・JR京都駅・近鉄京都駅から市バス206(東山廻り)→東山安井停下車→東へ徒歩5分
・阪急河原町駅・京阪祇園四条駅から市バス207→東山安井停下車→東へ徒歩5分
・JR京都駅・近鉄京都駅からタクシーで約15分
駐車場の事前予約が出来ます。よければ、参考にしてみてくださいね(≧▽≦)
予約時間内は、出し入れ自由。また、ポイントがたまる、ポイントがつかえます。
トラブルが起きた時は24時間365日コールセンター対応してくれます。
1日単位で駐車場を借りれます。
駐車場は観光スポッ トやイベント施設を中心に全国に3500以上の駐車場があります
まとめ
今回は、圓徳院を紹介しました。高台寺と共に訪れて欲しいなと思います。
残念ながら御朱印は手書きではありませんが、このご時世後継者はなかなか見つからないんですね。
お庭や襖絵と見どころも多く、紅葉の季節に行くのが一番風情もありきれいなお庭を楽しめると思います。
創建当時とほぼ変わらない北庭をみながら、桃山文化や桃山時代に思いをはせたいと思いました。
この庭を当時ねねさんや多くの名のある大名や茶人をはじめとする文化人の方も眺めていたのかと思うと、時を越えても美しく感じるものは変わらないんですね。
では、今回はこの辺で。ありがとうございました。
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